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【内視鏡 消化器内科】お腹がすかない・食欲不振の原因とは?消化器疾患を疑ったら胃カメラをしよう!
皆さま、こんにちは。
相模原市南区南台の内科・消化器内科「しのき医院」です。
お腹がすかない・食べたいと思わないなどの食欲不振は、風邪や疲労時にもみられる症状です。
風邪や疲労感が改善されると、おのずと食欲は戻ってきます。
しかし、2〜3週間以上の食欲不振や、あっさりしたものしか食べられず体重の減少がある場合は消化器疾患の可能性もあります。
食べて栄養を吸収することは、生命維持に欠かせません。
今回は、消化器疾患によるお腹がすかない・食べたいと思わないなどの食欲不振についてお話します。
お腹がすかない・食べたいと思わないなどの食欲不振の症状は、消化器疾患や病気がひそんでいる場合もあります。
・がん(胃がん・すい臓がん・大腸がん)
・慢性胃炎
・胃潰瘍・十二指腸潰瘍
じつは、胃がん・すい臓がん・大腸がんは、初期の段階での自覚症状はほとんどありません。
食欲不振は、初期よりやや進行した段階で症状が現れる傾向です。
慢性胃炎や胃潰瘍・十二指腸潰瘍の前兆には、食欲不振の症状が出ることもあります。
炎症や潰瘍、がんなどで消化器官の機能が低下すると、食欲不振につながります。
消化器と食欲は密接な関係にあるといっても過言ではありません。
がんで食欲不振になるメカニズムは、がん細胞が作り出す「サイトカイン」という物質の影響です。
サイトカインは、脳の食欲を刺激する神経のはたらきを抑えて食べられない状態にしています。
検診で胃がんや大腸がんの早期発見できれば、開腹手術をしなくても内視鏡で治療できるケースもあります。
国民の二人に一人ががんになり、三人に一人ががんで亡くなる時代です。
厚生労働省は科学的根拠に基づいて効果のあるがん検診を推奨しています。
・【胃がん検診】50歳以上2年に1回
・【大腸がん検診】40歳以上1年に1回
相模原市南区南台の内科・消化器内科「しのき医院」では、熟練した技術で苦痛の少ない内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)を得意としています。
お腹がすかない・食欲不振でお悩みの方はお気軽にご相談ください。