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【内視鏡 消化器内科】はじめての胃カメラで「オェ」とならないえずきを軽減するポイント
皆さま、こんにちは。
相模原市南区南台の内科・消化器内科「しのき医院」です。
現代の胃カメラは、ほとんど苦痛なく検査を受けられるように改良されています。
しかし、はじめての胃カメラ検査となると、本当に吐き気や苦痛がないのか、少しあるのだとしたらそれに耐えられるのか心配になってしまう方は少なくないでしょう。
今回は、はじめての胃カメラでえずきを軽減するポイントについてお話しします。
2016年2月より胃カメラ検査は胃がん検診に導入され、自覚症状のない病変の早期発見に大きく役立っています。
厚生労働省_「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」より >
そして、胃カメラ検査には、鼻から挿入する経鼻内視鏡と、口から挿入する経口内視鏡の2種類あります。
それぞれメリットとデメリットがありますので、ご自身に合う検査方法を確認しましょう。
鼻から挿入する経鼻内視鏡の特徴
メリット
・オエッとなりにくい
・検査中も会話ができる
デメリット
・上咽頭の観察ができない
・拡大観察ができない
・鼻に疾患があるとできない
口から挿入する経口内視鏡の特徴
メリット
・上咽頭の観察ができる
・拡大観察ができて精密な診断ができる
デメリット
・オエッとえずきやすい
何らかの症状があったり、しっかり検査したい方は、より精密な検査が可能である経口内視鏡をおすすめします。
えずきを軽減して、ラクに胃カメラ検査を受けるポイントは2つあります。
・麻酔や鎮静剤を利用する
・心と身体はリラックスした状態で身を任せる
鼻やのどの奥に麻酔をすると、嘔吐反応をグッと抑えることができます。
また、鎮静剤を利用すると寝ているような状態になり、恐怖心や不安感もなく、嘔吐反応や痛みもかなり軽減されます。
胃カメラは、適切な処置をして身を任せれば、ほとんど苦痛はありません。
相模原市南区南台内科・消化器内科「しのき医院」では口から挿入する「経口内視鏡」と鼻から挿入する「経鼻内視鏡」の両方を備え、熟練した技術で苦痛の少ない内視鏡(胃カメラ)検査を得意としています。
内科処置室で体調を確認し、のどや鼻の局所麻酔と、希望する方には鎮静剤の静脈注射も行います。
胃カメラがはじめての方にも症状やご希望に合わせて検査をしますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。