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大腸カメラ(下部内視鏡検査)を受けたほうがいい症状とは?
皆さま、こんにちは。
相模原市南区南台の内科・消化器内科「しのき医院」です。
「最近、ずっとお腹が痛い……」「便に血が混ざるのが気になる……」
症状が長く続いている場合は、もしかすると、大腸に原因があるのかもしれません。
今回は、大腸カメラ検査を受けたほうがいい症状について、お話しします。
便に血液が混じったり、付着したりしていませんか?
血便の症状がある場合は、大腸に腫瘍がある、または大腸がなんらかの原因で炎症している可能性があります。
また、思い当たることはないのに、下痢や便秘、腹痛が続いていませんか?
大腸が炎症を起こすと下痢になりやすくなり、2カ月以上下痢が続く場合は、細菌性腸炎や潰瘍性大腸炎、大腸ガンなどの病気である可能性が高くなります。
また、大腸の腫瘍が大きくなると便が通りにくくなるため、便秘や腹痛にも注意が必要です。
症状がないからといって、大腸カメラ検査が必要でないわけではありません。
健康診断の結果で、貧血を疑われていませんか?
貧血のひとつである鉄欠乏性貧血は、鉄の吸収が悪くなったり、変色したりすることによって起こります。
ポリープやガンなどで出血があると鉄が失われ、貧血の症状があらわれる場合があります。
このほかにも、以前の診断でポリープが見つかった場合も、現在の状況を確認するために、受けておいたほうがよいでしょう。
大腸に腫瘍や炎症などが疑われるときに行われる、大腸カメラ検査。
先端にカメラがついたスコープで、直接粘膜の状態を見ることができるので、原因を詳しく調べ、症状に合わせた治療をスムーズに行うことが可能です。
血便や下痢が続くなどの症状がある方は、早めに大腸カメラ検査を受けましょう。
&症状がない方も、定期的に検査を受けることをおすすめします。
大腸カメラ検査で病気の予防と早期発見につなげ、健康を維持しましょう。
しのき医院では、長年積み重ねてきた技術力で、苦痛の少ない大腸カメラ検査を受けていただけます。
大腸をはじめ、身体の不調が気になる方は、お気軽にご相談ください。